「金沢おでん」の人気店に行ってきました。【金沢おでんレポート】
急に気温も下がってきましたが、皆様お変わりありませんか?気温が下がってくると食べたくなるのが「おでん」。最近ではコンビニでも季節前から宣伝して販売に力を入れていますよね。
で、ご存知の方も多いとは思いますが、金沢には「金沢おでん」なるものがあり、北陸新幹線開業以来、密かに人気が出てきています。最近は飲食店のお客様からもよく「金沢おでんってどういうものなの?」というお問い合わせを頂きますので、昔からある人気のおでん屋さんに行ってきました。
金沢の繁華街・片町の中心にある「赤玉本店」さん。
夜の街・片町にあるので、飲みに行く前後に立ち寄ることはよくあったのですが、最近は正午から営業しているんですね。しかも金沢おでんの知名度が上がったからか、開店前にはたくさんの観光客が並んでいて、開店と同時にほとんどの席が埋まってしまいました。すごい人気です。
金沢おでんと言ってもピンとこない方も多いと思いますので、まずはお店のメニュー表を↓
だいこん、たまご、ちくわ、など一般的なものもありますが、金沢おでんと言って特徴的なものと言えばやっぱり
かに面!
11月初旬のズワイガニ漁解禁から年末までの短い期間だけ入荷する香箱がに(ずわいがにのメスを北陸ではこう呼びます。)の内子、外子とほぐし身を混ぜ合わせて面(カニの甲羅)に詰め込んだおでんダネです。やはりこれは金沢らしいので、観光客の方は我先にと注文していました。時価というところも気にせずに・・・。
今回はその他に金沢おでんらしいものってこんな感じかなぁ~というものをチョイスしてオーダー。
左上が車麩という加賀料理には欠かせない麩、左上がバイ貝です。そして手前の左がえびしんじょう、右が定番の大根です。ご覧のとおり、お出汁は薄目の味付けになります。
では、早速いただきます!
まずはもちろん、かに面。ちなみにお値段1個で1800円でした。
甲羅の中までたっぷりと身が入っていて食べごたえもあり!やっぱりカニは美味しいですね。
続いて同じく時価と書いてあったバイ貝。こちらは1個で380円。
その次は車麩。バームクーヘンみたいですが、意外と煮込んでも崩れないものですね。
そして海老しんじょう、大根と頂きました。ごちそうさまでした!
どれも素材の味を邪魔しない上品な薄味で美味しかったです。
・・・で、ここで終わったらただの食レポになってしまうので(笑)、この金沢おでんを貴店でも気軽にメニュー導入しませんか?というご提案を少し。
上で紹介させて頂いたカニ面の代わりに北陸地域の温泉場でも使われている「金沢おでん風カニ面」をご紹介させて頂きます。
本物の香箱ガニを丸ごと使うとそれだけでお高くなりますので、富山県産のベニズワイガニの甲羅にベニズワイガニのむき身としんじょうを混ぜ合わせたものを詰め込みました。調理前は物足りない分量に見えますが、煮込んで頂くと下の画像のようにふっくらと仕上がります。
すり身専門の工場で特別に作って頂いたものなのでこれだけでも十分美味しいですが、更に豪華にみせるのであればこの上にズワイガニや紅ズワイガニの棒肉を載せても良いかもしれませんね。ちなみにセコイ柴田はカニ蒲鉾(カリブ)を載せてみましたが、これはカニカマだけが浮いてしまって大失敗でした(笑)。
あー、失敗した・・・(涙)。
あくまでもズワイガニのカニ面ではありませんが、お安く金沢おでんの雰囲気を味わって頂くのには十分ではないでしょうか?
ちなみに、弊社では以前から「バイ貝」も取り扱っておりますので、こちらを一緒にご注文頂ければ「時価セット」は完成です。
あと、この冬限定で「車麩」もお取り扱いさせて頂くことに致しました。
更に加賀料理の定番「すだれ麩」も一緒にお取り扱い開始!
この冬のおススメとして是非、金沢おでんをお試しください!
よし、早速やってみよう!と思われた店主様は下のバナーをクリックしてください!
居酒屋応援隊の運営責任者として居酒屋さんの御商売繁盛をお手伝いしてはや10年。4000店舗を超える取引実績から得た「売れるメニュー作り」のノウハウを武器に、居酒屋さんの売上アップ、コスト削減のお手伝いをしています。また単なるノウハウの提供にとどまらず、独自の仕入れルートと商品開発力で居酒屋さんの売上アップに必要な食材を取り揃え、すぐに成果が出せる仕組みを持っているのが強みです。調理師免許あり。
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