北陸の夏場の魚「こぞくら」。これを知っていると北陸通?
最近はなにかとご案内することが多くてなかなか水揚げ状況や集荷状況をお伝えできておりませんが、本日は久しぶりに金沢中央卸売市場にて写真を撮ってきましたのでご紹介します。
撮影したのは29日(月)の早朝ですが、入荷は少なかったです。やはり、北陸は底びき漁が禁漁期間中はどうしても魚の種類が限定されて少なくなってしまいますね・・・。特に今週は大雨(29日の午後には石川県では珍しく河川が氾濫する可能性があり避難指示が出た地域もありました)だったということと、月末ということで商い高は少なかったようです。
金沢港にも行ってみましたがこちらはさらに寂しくこんな感じ(笑)
まぁ、午後からは大雨警報も出たくらいですから当たり前ですか…。
北陸ではこの時期からよく食べる魚です。
えっ、コゾクラ? 新しい魚かな?
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、よくよく画像ご覧ください。
そう!ブリの赤ちゃんの事なんです。
北陸ではこの時期はこの「こぞくら」が季節の魚なんだそうです。私も金沢に引っ越してきて最初にコゾクラを食べると聞いて「どんだけブリを愛してるねん(笑)」と思いましたが、さすがにこちらに住んで8年目になるとなんの違和感も覚えなくなるから不思議ですね。
ちなみにこのコゾクラ、普通は煮魚にして食べることがオーソドックスな食べ方です。
基本は生姜で煮るのでしょうが、梅煮にしてもおいしいです。身はブリと同じく加熱すると締まるので、味付けは少し濃いめの方が美味しいような気がします。ちなみに脂はないので焼いてもあんまり美味しくありません。だから皆さん煮付けにするんでしょうね。
底曳き漁が禁漁期間(7~8月)ではありますが、定置網や刺し網は通常通り漁がありますので何かしらは新鮮な魚介類が手に入ります。やはり獲れたての魚は刺身だけでなく煮ても焼いても美味しいですよね。是非、その日の朝に漁港に入った朝どれ魚を出荷させて頂く「きときと鮮魚セット」を一度ご検討くださいね~。
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