濃厚な甘さで人気のガスエビ。こんなに美味しいのにメジャーに流通されない理由とは? ~仕入における難点~

前回御紹介した日本海の隠れた至宝「がすえび」ちゃん。
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ちょこんとカワイイ目が付いている愛嬌のあるエビですね。

刺身にすると最高に甘くておいしい!
北陸では甘海老と並び評される高評価!

とお伝えいたしましたが、ホンマにあま~いんです。
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ところが産地の日本海側でしかあまりお目にかかれないのは

色変わりがとてつもなく早いから。

本来、甘えびのような鮮やかな色をしていないエビなので、色変わりが始まると地味な茶色になってしまいます。身質は上の画像のようにプリプリ感のある白身のままなのですが、殻の部分や頭が茶色く変色してしまうので鮮度が悪いというイメージを持たれやすく、なかなか小売店などでは見かけることのないエビという位置づけに甘んじています。

居酒屋応援隊でガスエビ唐揚げと言う商品を販売させて頂いておりますが、唐揚げ粉を付けて商品化している理由のひとつはこの変色にあります。原料保存のために冷凍保管するのですが、特に一度冷凍してしまうとどす黒く変色してしまうものも出てきます。そのために唐揚げ粉をまぶして製品化している訳です。
20131004 (1) がすえび調理例 (3)

もちろん、多くの業者さんが手掛けている鮮魚の産地直送などでもガスエビを仕入れることは可能ですが、結局納品された当日くらいしか値打ちをつけてお出しすることができないため、少しリスクの高い素材ということになります。

でも、折角美味しいエビなのにモッタイナイですよね~。特に量販店で扱われることが少ない、という点は飲食店の仕入れ担当者様としては喉から手が出るほど欲しい食材でもあります。

ところが、そんな魚介類仕入れ担当者様のお悩みを解決する方法を居酒屋応援隊では発見しました!

その方法とは・・・。また次回のエントリーにてご紹介しますね。楽しみにお待ちください!