すぐにお出し頂ける新作珍味6種類 ~生ホタテ酒盗和え~
先日より御紹介させて頂いております新作珍味6種類シリーズ、本日は
生ホタテ酒盗和え(スマホの方はコチラ)
商品名のとおり、生食用帆立とカツオの酒盗がメインの生珍味です。帆立については皆様よくご存知だと思いますので、今日は酒盗についてちょっと調べてみました。
■ そもそも酒盗って?
酒盗を一言で定義すると「魚の内臓で作った塩辛」ということになるようです。「酒盗」というネーミングについては、第12代土佐藩主・山内豊資(とよすけ)公が清水(現在の土佐清水市)の宿にて、鰹の塩辛を肴に酒を飲み「これはよい、これだと酒がいくらでもいける。酒を盗みおったワイ。今よりこれを【酒盗】と名付けたがよかろう。」と命名した、という説もあるようですが、それより彼の生誕前の書物に酒盗と言う名が見られるので疑わしい、など諸説あるようですが、とにかく
酒を盗んで来てでも飲みたくなる程酒に合う
ということは間違いないようです。ちなみに塩辛と酒盗の違いは
塩辛 : 内臓以外にも魚の身なども入っている。
酒盗 : 内臓のみ
ということらしいです。
■ 酒盗の製造
酒盗と言えばカツオというイメージが強いですが、そもそもが高知や鹿児島で鰹節を作る業者さんが自分用にその大量に出る内臓から作ったのが始まりだとか。ちなみにカツオの内臓は4㎏程度の魚体から数10gしか取れないそうなので、やはり大量処理をする鰹節屋さんでないとそれだけの内臓は集められないでしょうね。その内臓を10か月ほど寝かせて内臓自身が持つ消化酵素の働きで発酵させるそうです。
内臓自体は捨てるものなので原価は掛からないのでしょうが、手間暇はかかりそうな食材ですね・・・。
↑http://shokusan-kochi.jp/story/200603.htmlより
■ ジキって何?
生ホタテ酒盗和え(スマホの方はコチラ)の商品紹介部分に「ジキ(胃袋)たげの酒盗を使用しております。」とわざわざ書いているので、何のことかな~と思って色々と通販サイトを見て調べてみましたが、どうやらこの「ジキの酒盗」はワンランク上の酒盗のようです。まぁ、そもそも少ない内臓の中から胃袋だけを取り出すわけですからその希少さは当然ですね。特にジキの酒盗と普通の酒盗がどう違うのか、についての記述は見つかりませんでしたが恐らく味がワンランク上なのでしょうね。
↑http://www.fukutatsu.co.jp/itiran_syutou.htmlより
通販サイトで見てみると、このジキのみ酒盗は160g瓶で1026円(税込)。ということは、キロ単価に直して6000円以上という高級珍味!
生ホタテ酒盗和え(スマホの方はコチラ)
調べれば調べるほどその「珍味度」(珍しい/貴重な味と言う意味)が高いことがよく判りました。本来の酒盗は塩辛いものなのですが、食べやすいようにみりん、はちみつや砂糖も入っています。それに帆立の甘みもありますので、お酒のアテとしてはもちろん、ご飯のお供にしてもおいしかったですよ!
高級なジキ酒盗と帆立の組み合わせでなんとこのお値段↓
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メニューに入れない手はないですね~。貴店でも是非!
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本当に珍しい味もたくさんありますよ~。
金沢直送 居酒屋応援隊
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