北陸の郷土料理かぶら寿司を自前で作る! ~残った魚をうまく活用して高級食材を作りましょう・完結編~

年末年始でなかなかご紹介する機会がありませんでしたが、売れ残った刺身用の魚をうまく活用してかぶら寿司を作りましょう、と言う件のご報告を。

年末に下ごしらえ仕込みを行ない、後は糀が発酵して美味しくなるのを待つだけ、という段階になっておりました。

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重石を徐々に軽くしながら待つこと約2週間。そろそろ美味しくなってきたかなぁ~と思って覗いてみたところ
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かなりいい感じに馴染んできています。そこで早速1切取り出してみました。
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うん、専門店さんで見かけるものとよく似た感じに仕上がっています。ということで、早速試食をしてみたのですが、なんと

塩っ辛ぁぁぁ~い!

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どうやら蕪を塩漬けする時に塩の量が多かったのか、漬け込み時間が長すぎたようです。間に挟むブリは塩ブリにするためにしっかり塩漬けしたので美味しかったのですが、それと同じ感覚で漬け込んだのが失敗だった模様・・・。かぶら寿司は高額商品なので庶民的な大根寿司も作ってみたのですが、こちらも同様に大根が塩辛すぎます…。
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普通ならば糀が発酵して徐々に酸っぱくなってくるのですが、塩が強すぎて発酵がうまくいかないのか、正月明けまで待ってみましたがやはり塩辛さをカバーできるほどの甘みや酸味は出てきませんでした。残念ながら失敗のようです…。ちなみにかかった費用は

かぶら寿司の素 498円
カブラ(大)   100円
ブリ切身    198円

といったところです。

このかぶら寿司、消費期限が短かいため業務用で販売しているところは聞いたことがなく、入手するなら小売りのものになりそうです(商品の特性上、冷凍もできないようです)。ネットで調べてみたところ、キロ単価で5000円位が相場の模様。
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やはり高級食材には間違いなさそうですね。

残念ながら今回は失敗してしまいましたが、余った魚を上手に活用して高級食材に変えられるという点、少し手間はかかりますが仕入原価をコストダウンするのにも役立ちそうな料理ですね。調理方法もインターネットの検索エンジンで「かぶら寿司 作り方」と入力して検索するといろいろ出てきます。ご興味のある方は是非どうぞ!