【お詫びとご報告】 西京漬けの味付けが少し薄くなっているとのご指摘がありましたので、早速改善致しました。誠に申し訳ございません。

おかげさまで11月中旬から例年通りご注文が急激に増えた漬け魚シリーズ。

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今年も西京漬け、塩麹漬けを中心に例年以上のご注文を頂きました。誠にありがとうございます。

この漬け魚の活用事例でよくご紹介させて頂くのが宴会・コースメニューでのメインの一品として、というパターンですが、今年はおせち料理の一品としても使って頂いたお店様が多かったようですね。おかげさまで年末には予想以上のペースで数百切れ単位のご注文を頂いたりも致しました。

昨年秋口からはこの漬け魚シリーズにも骨取り切身を使った金目鯛西京漬け、シルバー西京漬け、赤魚西京漬け、ギンダラ西京漬け、太刀魚西京漬け、メバル西京漬けの新商品も加わりましたので、バラエティーも豊富になってより使いやすくなったとのお声も頂いておりましたので、その影響もあったのだと思います。

そんなありがたい状況の中、先月下旬から今年初旬にかけて「西京漬けの味付けが薄くなっている」とのご指摘を数軒の店舗仕入れ担当者様より頂きました。

そこで早速こちらに在庫として残っている商品を確認致しましたところ、確かに今までの西京漬けに比べて味噌の味付けが薄くなっているロットが存在致しました。誠に申し訳ございません。確認させて頂きましたところ、金目鯛西京漬、ギンダラ西京漬、メバル西京漬などの漬け込みが浅くなってしまっていたようです。

製造現場に確認致しましたところ、製造工程自体に変更はなく、従来の味噌床を使って従来通りの製造工程に則って製造していたようです。ただ、更に詳しく現場を確認してみますと、最近製造した商品については冷凍切身の解凍が不充分で半解凍の状態で漬け込みに入っていたと思われる証言が出て参りました。恐らくこれが原因で所定の時間漬け込んでも切身内部が凍結しているために味が浸透しなかったのではないかと推測されます。誠に申し訳ございません。

該当すると思われる商品ロットにつきましては、早速本日付で再生産もしくは漬け直しを指示致しました。製造工程基準ではチルドルームで48時間以上蔵置という漬け込み時間を設定しておりますが、今は冬場で気温が低く、味噌が浸透しにくい時期であることから、当面は念のため更にもう1日程度漬け込みを延長してからパッキング・凍結するように製造工程を変更いたしました。もちろん、漬け込み前の切身が完全解凍になっていることを確認した上で漬け込みに入るようにチェックすることに致しました。恐らくこれで問題は解決するであろうと思われます。お客様には大変ご迷惑をお掛け致しまして申し訳ございませんでした。

本来はこのような変化を私どもで感知しなくてはならないのですが、気づきませんで申し訳ございませんでした。また、わざわざ御指摘を頂きました店舗の皆様、本当にありがとうございました。今後はこのようなことのございませぬよう、製造部員一同気を付けて参りますので、何卒ご容赦の程よろしくお願い申し上げます。