さば、イカで有名な青森県八戸市に行ってきました。 ~夕食編その2 鮭の親子漬け、花魁がれい、せんべい汁で大満足の巻~
昨日に引き続き、八戸市内の日本料理屋さんで頂いたお食事のお話。
なんとも不思議な生き物ホヤに感心した後に出して頂いたのがイクラとサーモンの柚子醤油漬け(鮭の親子漬け)。
今年も秋鮭は漁獲量が少ないようで、当然イクラも高くなりそうなのですが、粒の大きなイクラが出てきました。そのイクラとサーモンのスライスを合わせて柚子の風味のきいた醤油に漬け込んであるのですが、なんとも柚子香りが素晴らしい!居酒屋応援隊の商品紹介で柚庵漬を紹介する時に「柚子の爽やかな香りが」というフレーズをよく使わせて頂くのですが、まさにそんな感じで思わずビールもおかわりしちゃいました。本来は「鮭の親子漬け」ということなので、秋鮭を使うべきなのだそうですが、秋鮭だとアレルギーがある人もいらっしゃるために生食用のトラウトサーモンを使っているそうです。天然の秋鮭(シロザケ)でアレルギーが出て、養殖のトラウトサーモンは大丈夫というのは不思議な気もしますが(店長さんも不思議がっていました)、実際そうなんだそうです。
こちらでは「花魁(おいらん)ガレイ」というそうですが、その一夜干しです。北海道でも獲れるそうですが、身もふわふわしていて美味しかったです。
ここでたまらず遂に日本酒を1本オーダー!
ちなみにこの花魁ガレイ、「ひれぐろ」とも言うそうですが、後で調べてみるとひょっとして「ばばがれい」とか「なめたがれい」とか呼ばれているものと一緒ではないかな、と思いました。ホント、カレイ類は地域によって呼び名が違う(しかも同じ呼び名で地域によって違う魚種を指す)のでややこしいですわ・・・。
本当はもう少し色々と食べてみたかったのですが、翌日も早いし何よりまた1000キロ近く運転しないといけないので最後の一品として「せんべい汁」を頂きました。
これも初めてだったので調べたところ(Wikipediaより)
青森の南部地方と岩手の県北地方の周辺では、醤油仕立ての汁にこれを加えたせんべい汁という料理があり、寒い時期の定番料理として広く親しまれている。 煎餅を煮込んで軟らかくすると、同じように小麦粉を原料としたすいとんなどに似た味わいになる。
主には、汁に入れて煮込んでも煮くずれしにくい汁用に作られた「おつゆせんべい」もしくは「かやきせんべい」と呼ばれる調理用のせんべいを使用することが多い。お菓子である白せんべいやごませんべいを使用することも稀にある。なお、ピーナッツ入りを使用することは無い。
近年では、八戸せんべい汁研究所が、八戸せんべい汁としてブランド化を図って活動をしており、八戸市を中心とした近隣の居酒屋や飲食店ではせんべい汁を提供する店が増えている。
なお、東京に所在するキー局などが製作したテレビ番組で「青森県民が食する」と紹介されることも多い。実際には、前述したように旧南部領に属する青森県南部地方と岩手県県北地方での郷土料理であり、津軽藩側の津軽地方にはあまり浸透していない。
ということだそうです。ダシと白煎餅の相性も良く、上品な味で〆の1品としてもとても美味しく頂きました。店長さん、ごちそうさまでした!
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イクラ、刺身用サーモンなどの取り扱いも開始間近!
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居酒屋応援隊の運営責任者として居酒屋さんの御商売繁盛をお手伝いしてはや10年。4000店舗を超える取引実績から得た「売れるメニュー作り」のノウハウを武器に、居酒屋さんの売上アップ、コスト削減のお手伝いをしています。また単なるノウハウの提供にとどまらず、独自の仕入れルートと商品開発力で居酒屋さんの売上アップに必要な食材を取り揃え、すぐに成果が出せる仕組みを持っているのが強みです。調理師免許あり。
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