猛毒で知られるふぐの卵巣を食べる!(3) ~石川県の郷土料理「ふぐの子糠漬け」の論評~
「猛毒で知られるふぐの卵巣を食べる!」シリーズも今回で3回目になりますが、
お店で販売して頂く際に一番のネックになるのが
お客様にどんな商品か説明しにくい
というところではないでしょうか?
もちろん、そのためにこのブログにてご紹介をしているのですが、もっと直観的に判りやすい話として著名人の方からの論評なんかがあればいいなぁ~、と思いまして、製造元の社長さんにお聞きしてみましたところ・・・。
ありました!
しかもあっさりと・・・(笑)。
この書評を書いているのが、以前テレビ番組の「料理の鉄人」で審査員として出演し、
「おいしゅうございます」
岸朝子著「岸朝子 日本の食遺産」ワニブックス
この本の中で岸さんは以下のように紹介しています。
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加賀地方では昔から、新鮮ないわし、ふぐ、にしんなどを糠漬けにする「こんか漬け」がどこの家でも作られ、その製法は現在に受け継がれています。特にふぐの子〈卵巣〉を2~3年漬け込んだ「ふぐの子糠漬」は「幻の珍味」と言われる希少な味。庶民的な「いわしの糠漬」とともに塩分が強いのですが、日本酒好きの酒飲み仲間は、この塩辛さがたまらないといいます。
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また、岸さんは別の本でも「ふぐの子糠漬」を紹介されていまして、
「永久保存版・全国5つ星のお取り寄せ帳」(KKベストセラーズ)という本でも取り上げていらっしゃります。
その本の中での記述はこんな感じです。
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「毒が、旨い」そうきっぱりと言われれば俄然試したくなるのが人の常。ふぐの中でもとびきりの猛毒を持つ卵巣を、その美味の魅力故に何とか食べられないかと先人達が工夫を凝らした秘伝によって作られるのが、幻の珍味「ふぐの子糠漬」。1年塩漬けした後、糠に2年以上漬け込みゆっくりと毒を抜いていく。塩分が強めなので、軽く焼いてからチビチビとつまんで食すのが良い。
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う~ん、さすがプロ!思わず食べたいなぁ~と思ってしまうような文章ですね。
これらも参考にしながら、皆様の販売にお役に立てる販促ツールを考えてみたいと思います。
まだまだ「フグの子ぬか漬け」についてのお話は続きます!次の記事もご覧くださいね!
猛毒で知られるふぐの卵巣を食べる!(4) ~ふぐの子シリーズ新商品~
居酒屋応援隊の運営責任者として居酒屋さんの御商売繁盛をお手伝いしてはや10年。4000店舗を超える取引実績から得た「売れるメニュー作り」のノウハウを武器に、居酒屋さんの売上アップ、コスト削減のお手伝いをしています。また単なるノウハウの提供にとどまらず、独自の仕入れルートと商品開発力で居酒屋さんの売上アップに必要な食材を取り揃え、すぐに成果が出せる仕組みを持っているのが強みです。調理師免許あり。
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