赤魚開き干し販売開始を記念して、アカウオについてまとめてみました。

干物の定番と言えば、かれい、さば、あじ、ほっけ、などが思い浮かびますが、同じような干物の定番で「あかうお」がありますよね。その赤魚の開き干しをこの度取り扱い開始することになりました。そこでお客様との会話のネタになりそうなアカウオに関するウンチクを。

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■ ところで赤魚ってどんな魚?
知ってる人は知っている、といった類の話なのですが、厳密に言えばアカウオという魚は存在しません。以前にも少し記事にしましたが、アラスカメヌケという魚とその類似魚種を総称してアカウオと呼んでいるようです。

あかうお

↑ Alaska Fishery Science Centerのサイトより

え~、それって偽装じゃないの?と考える方もいらっしゃると思いますが、以前、石川県庁の食品表示に詳しい方にお聞きしたところによると今のところ問題ないということでした。

表示の偽装で問題になるのは「消費者に優良誤認を生じさせるような表記はダメ」ということらしく、簡単に言えば千葉で獲れたブリをブランド産地である氷見産であると偽ったり、イトヨリダイのすり身やかまぼこを「タイ(真鯛)のかまぼこ」と表示するのがまずい、ということらしいです。私の知っているところでは、ニュージーランドで獲れるミシマオコゼを「アンコウ」と表示したり、シルバーという魚を「沖ブリ」と称してあたかもブリのように販売したり、ということが10年以上前には通用していたそうなのですが、それは「安い魚を高い魚と表示して消費者をだます」ということで

アカ~ン!

やつになります。

その点アカウオについては

① もともとアカウオが流通する前からアカウオという高級な魚が流通していた訳ではない
② 一般消費者の認識が「あかうお」と言えばこのアラスカメヌケとその類似魚種であるという風に確立している。

ということが言えるため、「アカウオ」で表示しても問題ないようです。

■ あなたは「見た目重視」派、それとも「中身重視」派?
これ、異性に対する話ではありません(残念でした(笑))。実はアカウオにはロシアのベーリング海沖やアラスカ近海で水揚げされるDAP(ダップ)もの赤魚とアイスランドなどの北欧海域で水揚げされる北欧アカウオがあります。ちなみになぜDAPというかと言えば、アラスカ近郊で獲れるものは冷凍設備を完備したDAP船という漁船で獲るからだそうです。

・・・で、その両者の違いを表にしてみるとこんな感じになります。
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ともに一長一短といったところで、両者の特徴を用途に応じて使い分けていくというのが賢い選択になるかと思います。

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【居酒屋応援隊のアカウオ開き干しは・・・】
今回仕入れたアカウオはカナダ産なので厳密に言えばDAPものではありませんが、上の分類に沿うとDAP原料のグループになると思います。やっぱり飲食店様に使って頂くのでしたら「味が第一」ではないかと思いまして・・・。

大きさも全長で23~25㎝程度あり、重量も200~250g/枚あるので身厚で立派なあかうおの干物です。カナダ産原料なので少し皮目の色は薄いですが、脂も乗っていておいしい~♪

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脂が乗ってジューシーかつ身厚なあかうお。

しかも今回入荷の100パックに限っては通常販売価格の15パーセントオフ!だから相当なお値打ち商品です。是非お早めにご注文くださいね~。

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■ 大きい干物をお探しの店主様!併せてご検討下さい♪ ■

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ジャンボノルウェーサバ一夜干し

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にしん昆布しょうゆ干し

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定番・しまほっけ開き干し

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ジャンボかれい一夜干し

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