居酒屋で夜なのにランチメニュー?
「居酒屋さん」と言えば、昔ながらのイメージで言えば「赤ちょうちん」。
居酒屋さんの代名詞みたいなものです。
仕事帰りのサラリーマンやOLさんがお酒を酌み交わしながら楽しくコミュニケーションを図る場所、というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。Wikipediaで調べてみたところ、
居酒屋(いざかや)とは、酒類とそれに伴う簡単な料理を提供する飲食店である。 主に酒類を提供している点で一般のレストランと異なる。またバーやパブなどは洋風の店舗で洋酒を中心に提供しているのに対し、居酒屋は和風でビールやチューハイ、日本酒などを提供している店が多く、バーやパブに比べると料理の種類や量も多い。
という定義が載っていました。もちろん、各お店によって特性はあるので該当する部分もそうでない部分もあるのでしょうが、なんとな~くイメージとしては判りますよね。
この居酒屋さんの定義にも載っている通り、普通の飲食店との違いは「主に種類を提供している点」というのが一般的な認識だと思います。お酒を中心に、それに合う料理を提供するということになるんでしょうか。
そんな中、大手チェーンのコロワイドさんは「夜にも定食メニュー」の提供を始めるとのこと。
コロワイドさんのプレスリリースより
確かに一般の居酒屋さんでも昼はランチをされている所も多いですが、一般的によくお聞きするのは
・ランチは夜に来て頂くため(お店を知って頂くため)
・お店の固定費を賄うために少しでも売り上げを増やすため
という理由ですが、夜に定食を出すと売上とか、集客とかどうなるんでしょうね。興味津々です。
でもそう言えば、東京都内の渋谷にあるお店の社長様が驚くようなことを教えてくださったのを思い出しました。
「最近の若い子はアルコールを飲む量も減っているけど、(渋谷界隈では)コンビニで缶ビールや酎ハイを買って広場や公園でワイワイと飲んで、最後の〆の御飯だけをウチに食べにくる(≒アルコールはオーダーしない)若いお客様も多いよ」
う~ん、そう考えるとこのコロワイドさんの戦略もそうした状況を先取りしたものということになるんでしょうか・・・。でもそうなると(チェーン店で言えば)「ガスト」や「サイゼリア」が競合になる?この試みの結果に注目したいですね。
居酒屋応援隊の運営責任者として居酒屋さんの御商売繁盛をお手伝いしてはや10年。4000店舗を超える取引実績から得た「売れるメニュー作り」のノウハウを武器に、居酒屋さんの売上アップ、コスト削減のお手伝いをしています。また単なるノウハウの提供にとどまらず、独自の仕入れルートと商品開発力で居酒屋さんの売上アップに必要な食材を取り揃え、すぐに成果が出せる仕組みを持っているのが強みです。調理師免許あり。
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