魚の仕入には直接関係ありませんが・・・。 ノロウイルスには気を付けて! ~予防と対処について~

いよいよ師が走ると程忙しいと言われる師走も目前ですが、

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※http://green.ap.teacup.com/papa/2810.htmlよりお借りました。師走の「師」ってお坊さんの事なんですね~。勉強になります!

寒さが厳しくなるにつれてノロウイルスの感染数が増えてきているようです。

■ ノロウイルスの感染が多発するは年末年始!
昼間のテレビ番組で特集していたのでちょっと調べてみますと…

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※厚生労働省のホームページより転載。

昨年2012年の実績でも確かに11月から発生件数が急上昇しています。やはりこれからの季節は特に気を付けないといけないようですね。

今年は特に流行の兆しがあるようで、厚生労働省もわざわざ「過去10年で2番目の水準」というプレスリリースを出していました。

ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎(注1)の患者が増加しており(注2)、同時期としては、平成18年に次いで、過去10年間で第2位の水準となっています。
年間の食中毒の患者数の約半分はノロウイルスによるものですが、うち約7割は11月~2月に発生するなど(注3)、この時期の感染性胃腸炎の集団発生例の多くはノロウイルスによると考えられます。
ノロウイルスによる食中毒は、主に、調理者を通じた食品の汚染により発生します。ノロウイルスは、感染力が強く、大規模な食中毒など集団発生を起こしやすいため、注意が必要です。
このため、ノロウイルスによる食中毒や感染の防止対策について、一層の啓発や指導等を行うこととし、注意喚起のためのリーフレットを作成して、本日付で都道府県等に周知しました。

注1 感染性胃腸炎には、ノロウイルス(冬に多い)、ロタウイルス(春に多い)、様々な細菌(夏に多い)など様々な原因によるものを含む。
注2 感染性胃腸炎の11月12日~18日の週(第46週)の定点当たりの届出数(本日、国立感染症研究所が発表)は、 11.39。過去10年の同時期では、平成18年の16.42に次いで多い。
注3 今年のノロウイルスによる食中毒の発生状況は、10月:11件、11月(26日までに厚労省に報告のあったもの):26件であり、増加する傾向がみられている。

ノロウイルスについては

「ノロウイルスは非常に小さいのでマスクで完全に防御できないこともあります。手や体に付着したウイルスを体内に入れないよう防ぐことが最大の防御です。今のところノロウイルスには、インフルエンザのようにワクチンや特効薬がなく、感染したら症状が落ち着くのを待つしかありません」

こう語るのは、ノロウイルスなどの感染症に詳しい東京医科大学・微生物学講座主任教授の松本哲哉さんだ。

ということらしいので(http://news.mynavi.jp/news/2013/11/22/586/)、基本的にはどうやって感染を防ぐか、ということになるみたいです。

■ 具体的にはどうやって予防するのか?

国立感染症研究所のホームページを見てみますと、具体的な方法が書いてありましたので転載します。http://idsc.nih.go.jp/disease/norovirus/taio-a.html

調理と配膳に関して:

人によっては感染しても発病せずに(不顕性感染と呼びます)、ノロウイルスを便から排出し続けている場合があります。保護者などの大人の方が知らないうちにお子様にノロウイルスを感染させてしまう可能性は低くはありません。以下の注意点を守ってください。

■ 調理の前と後で流水・石けん(液体石けんが推奨されます)による手洗いをしっかりと行うこと。

■ 貝類をその内臓を含んだままで加熱調理する際には十分に加熱して調理し、貝類を調理したまな板や包丁はすぐに熱湯消毒すること。

■ 食事を配膳する際にも手洗いをすることが勧められる。特に自分が下痢や吐き気がある場合は必ず行うこと。

おう吐物・下痢便の処理:

ノロウイルス感染症の場合、そのおう吐物や下痢便には、ノロウイルスが大量に含まれています。そしてわずかな量のウイルスが体の中に入っただけで、容易に感染します。また、ノロウイルスは塩素系の消毒剤(商品名:ピューラックス、ミルトンなど)や家庭用漂白剤(商品名:ハイター、ブリーチなど)でなければ効果的な消毒はできません。取り扱いには注意が必要です。

ア)処理:おう吐物や下痢便の処理をする前に、まず処理にあたる人以外の方を遠ざけてください。処理の際に吸い込むと感染してしまうおそれのある飛沫(ひまつ)が発生します。少なくとも他の人は3mは遠ざかってください。また、放っておくと感染が広がりますので、早く処理する必要があります。以下、処理の手順についての方法を記しておきます。

方法:マスク・手袋(この場合の手袋は清潔である必要はなく、丈夫であることが必要です)をしっかりと着用し(処理をする方の防御のためです)、雑巾・タオル等で吐物・下痢便をしっかりとふき取ってください。眼鏡をしていない場合は、ゴーグルなどで目の防御をすることをお勧めします。ふき取った雑巾・タオルはビニール袋に入れて密封し、捨てることをお勧めします。
ふき取りの際に飛沫(ひまつ)が発生しますので、無防備な方々は絶対に近づけないでください。その後うすめた塩素系消毒剤(200 ppm以上:家庭用漂白剤では200倍程度)でおう吐物や下痢便のあった場所を中心に広めに消毒してください。
※消毒剤の希釈の際も素手で行わずに手袋を用いましょう。

イ)汚れた衣類など:おう吐物や下痢便などで汚れた衣類は大きな感染源です。そのまま洗濯機で他の衣類と一緒に洗うと、洗濯槽内にノロウイルスが付着するだけではなく、他の衣類にもウイルスが付着してしまいます。
おう吐物や下痢便で汚れた衣類は、マスクと手袋をした上でバケツやたらいなどでまず水洗いし、更に塩素系消毒剤(200ppm以上)で消毒することをお勧めします。いきなり洗濯機で洗うと、洗濯機がノロウイルスで汚染され、他の衣類にもウイルスが付着します。もちろん、水洗いした箇所も塩素系消毒剤で消毒してください。

飲食店の場合は、従業員さんの健康管理・衛生管理はもちろん、感染しているお客様がお店で吐かれたりお手洗いを使われたりする場合もあるでしょうから、特にお手洗い近辺の清掃は重要になりそうですね。一応、上の記述では嘔吐物や下痢便が付着したものは漂白剤で洗ってください、と書いてありますが、以前保健所の方にお聞きしたところでは消毒が完全でないと洗濯した際に他の衣類にも菌が付着する可能性があるので、実際には嘔吐物や下痢便が付着した衣類などはできれば廃棄した方が良いとの事でした。

これらの内容は経営者様や店舗責任者様だけでなく、厨房やホールの現場でお仕事される従業員さんみんなに徹底されなくてはならないと思うのですが、厚生労働省のホームページにリーフレットがありましたのでご紹介しておきますね。この3枚は http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/norovirus/ からダウンロードもできますよ。

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では、本日も寒くなりそうですがお仕事頑張ってくださいませ!

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