アメリカの外食チェーン店視察報告

おはようございます。居酒屋応援隊®の柴田です。
先週は海外出張のためブログの更新ができませんでしたが、実はアメリカに行っていました。
※まったく居酒屋応援隊®とは別の件です。

以前お会いしたフードビジネスコンサルタントの方に「機会があれば行ってみるといいよ」と教えて頂いていたチェーン店2つを視察する機会がありましたので、皆様のお店の運営にも何かひとつでもお役に立てることがあれば、と思いご紹介させて頂きますね。

ちなみに今回訪問した2店舗は共に日本ではあまりなじみのない「中華系チェーン店」です。

■Panda Express
パンダのイラストが可愛い「パンダエクスプレス」は全米及びプエルトリコで約1500店も展開する中華系ファストフードチェーンです。
PandaExpress220130614_0000

ファストフードと言えば日本ではマクドナルドや牛丼チェーン店がすぐに連想されますが、アメリカではいろいろな業態のファストフードもあるようです。さすがファストフード発祥の地ですね~。

店内で食べる他にテイクアウトもできますが、基本的には
1. 焼きめしか焼きそばのいずれか

2. おかずの品を2品もしくは3品
の組み合わせでプレートに盛り付けてくれます。

お店でカタログをもらってきましたがメニューはこんな感じです。
PandaExpress120130614_0000←これはケータリング用メニューです。

ちょっと日本で連想する中華料理とは違いますが、アメリカ人が好むような(甘いとか辛いとかが)ハッキリした味付けで、私個人的には結構気に入って食べてしまいました。おかず2品(さすがアメリカ。盛り付ける量は多い!)と焼きめしのプレートで7ドル(700円)ちょっとでした。これにジュースを付けて10ドル(1000円)弱といったところが平均客単価みたいです。

詳しい会社概要やメニューは同社ホームページでどうぞ。
http://www.pandaexpress.com/Menu#!/orange-chicken

ちなみに今回は時間がなくて訪問できませんでしたが、同じような中華系ファストフードのチェーン店でPEI WEIというお店もあります。
IMG_1125 ←空港で通りがかりました。

■P.F. Chang’s China Bistro
このお店はファストフードよりは高級感があって、でも高級店ほどの値段はしないというファストフードと高級店の中間と言う位置づけのお店だそうです。以前読んだ本によると、ファストフードで育った若者世代が歳をとり、ファストフードに馴染みはあるものの外食の時には少し高級なものを食べたい(ファストフードは好きだけど、この歳になってファストフードの店に入るのはカッコ悪い)と考える層が増えてきているということで、このカテゴリーが伸びてきているそうです。

さてこちらは夕食でお邪魔したのですが、大変な盛況でした(別の時間帯に通りがかった時も同じくらい混んでいました)。ピークタイムは外して訪問したのですが、それでも45分待ちとのこと。
IMG_1120←こんなものを渡されました…。

順番が来るとこの携帯電話みたいなものがブルブルと鳴り、カウンターに行くと席に通してもらいました(実際の待ち時間は30分弱)。

メニューはこんな感じです。
IMG_1121 IMG_1122

IMG_1123 IMG_1124

メニューが英語なのと、光が反射して見にくいのですが、まぁ、料理は日本でもちょっと高めの中華料理店に行けば出てきそうな感じのものでした。

Panda Expressと同じく味付けはアメリカ人向けに濃いものの、美味しかったです。

お店は2フロアあって1階の一部はバーラウンジにもなっていたのですが、基本的には店内撮影不可とのこと。ただ、店員さんに「このお店を楽しみにしてきたので1枚だけお願いっっ!」とチップを握らせながらお願いしたところ、「じゃあ1枚だけこっそり撮って!」とのこと(爆笑)。さすが資本主義の国・アメリカです。
IMG_1085 ←閉店間際でこの賑わいです。

お会計も6人で食べてチップ込みで90ドル(9000円)くらいでしたので、満足・満足。前日に訪問した別の中華料理店(ちょっと高級そうなところ)は同じ6名でチップ込み200ドルくらいでしたから、料理の質やサービスからするとかなりのお値打ち感を感じました。

ちなみにこのエントリーを書いていて気付いたのですが、上で写真だけご紹介したPEI WEIはP.F.Chang’sと同じ会社の別業態とのこと。
プレゼンテーション1【同社ホームページより】

若者・貧困層はファストフード(PEI WEI)で確保し、歳を重ねて豊かになってきた中高年層をP.F.Chang’sで囲い込むということなのでしょうね。

■まとめ
アメリカでの中華料理店と言えば、だいたい各都市のチャイナタウンにあって在米中国人がその顧客の大半(店員も片言しか英語がしゃべれない)というイメージを抱いていたのですが、今回訪問した2店とも顧客は非中国系のアメリカ人が大半でした。店内もきれいで店員さんの対応もスマート。メニューや味付けもオリジナルの中華料理から離れて「アメリカナイズ」されたものが多く、これなら中国人以外の人からも支持されるなぁと感じました。そういえばアメリカで成功している日本料理チェーン”NOBU”なども名前は和食レストランですが、もう和食の域を離れて西洋料理化していますもんね(http://www.noburestaurants.com/new-york/menus/dinner/cold-dishes/)。
「食は文化」と言われますが、その土地の文化に食を合わせていく、ということも大切なんだなぁ~と感じた訪問でした。

この記事を書いた人

居酒屋応援隊 店長・柴田征洋

柴田 征洋
(しばた ゆきひろ)

居酒屋応援隊 店長/真洋創商株式会社 代表

京都の大学卒業後、大阪の商社を経て水産専門商社へ。20代から水産業界一筋で輸入・卸売・水産加工・小売と業界のあらゆるポジションを経験しています。2009年に「居酒屋応援隊」を立ち上げ、2012年に真洋創商株式会社を設立。現在は北陸の珍味・干物・魚介類を中心に、全国4,000店舗以上の飲食店様の仕入れをサポートしています。

原料の調達に関しては商社時代の人脈を活かして全国各地の漁協や卸売市場から、貿易商社まで幅広くお付き合いをし、独自の仕入れルートを構築することに成功。海産物の加工については水産加工業に従事していた時の経験とノウハウで、それぞれの加工に適した専門店に製造を依頼しています。商品開発のコンセプトは「どこにでも売っている食材」ではなく「ここでしか売っていない面白い食材」や「置くだけ(メニューに載せるだけ)で売れる食材」を取りそろえる事です。

🎓 資格:調理師免許(石川県)/貿易実務検定B級/TOEIC845点
趣味:野球(県内審判員として活動)/読書/お酒

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