福井県越前漁港に行ってきました。越前漁港はカニだけじゃあありません。水産加工業者からの評価の高い選別力も魅力です。

昨日は早朝から所用があって福井県鯖江市(メガネの街として有名ですね)まで行ってきました。

さっさと用事も済んだので、
たまには福井の漁港も見てこよっかな~
と思い、鯖江市から約20㎞離れた越前漁港へ。

張り切って行ったのですが、残念ながら週末からの爆弾低気圧の影響で船もみんな陸に揚げられていました…。
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よく考えてから行けばよかった~(涙)!

さて越前漁港は金沢直送!居酒屋応援隊®でも時々お世話になる漁港なのですが、
赤がれい
まとうだい
かわはぎ
なんかを使わせて頂いたことがあります。

もちろんあの「越前ガニ」様が水揚げされる漁港ですから、漁場として申し分ないのは当然として、私ども水産加工業者にとってありがたいのは
魚の品質・サイズの選別がとてもしっかりしている
というところです。

「当たり前やん!」というなかれ。

サイズ選別がいい加減な漁港も多いんですよ、これが。
例えば、鮮魚箱に「約4キロ35尾入」と書いてあれば、
4000g÷35尾=114g/尾
なので、だいたい100~120gの魚かな~、と想像しますよね。

でも選別がいい加減なところのものを仕入れると60gの小さい魚から200g近い大きな魚までが入っていたりということがよくあります。ひどいものになると、鮮魚箱の上の方には立派な魚が並んでいて、下の方に小さい魚を入れているなんて箱も…(こうなると確信犯ですね(笑))。

もちろん、漁師側からすれば「売れやすいサイズだけを選別したら、売れにくいサイズが残ってしまう」という事情もあっての事だとは思うので、責めるわけにはいかないでしょう。

でも、我々加工業者からすると想定したサイズ以外の魚は使えないので廃棄ということになります。だから、サイズが揃っているかどうかはお店の皆様と同じくらい死活問題なんです。例えば、
20尾入りの赤がれいを箱1000円で買った ⇒ 1尾50円と想定
そのうち実際にサイズが想定だったものは13尾のみ ⇒ 1尾77円にアップ!
なんてことがあると大ダメージです(原価が50%アップになりますから・・・)。

その点、越前漁港さんはいつ仕入れてもサイズが揃っているので、加工屋としては嬉しいです(その分ちょっと割高な場合も多いんですけど)。もちろん鮮度もいいものが多いですしね~。また次回は海が荒れていない時に訪問したいと思います。

この記事を書いた人

居酒屋応援隊 店長・柴田征洋

柴田 征洋
(しばた ゆきひろ)

居酒屋応援隊 店長/真洋創商株式会社 代表

京都の大学卒業後、大阪の商社を経て水産専門商社へ。20代から水産業界一筋で輸入・卸売・水産加工・小売と業界のあらゆるポジションを経験しています。2009年に「居酒屋応援隊」を立ち上げ、2012年に真洋創商株式会社を設立。現在は北陸の珍味・干物・魚介類を中心に、全国4,000店舗以上の飲食店様の仕入れをサポートしています。

原料の調達に関しては商社時代の人脈を活かして全国各地の漁協や卸売市場から、貿易商社まで幅広くお付き合いをし、独自の仕入れルートを構築することに成功。海産物の加工については水産加工業に従事していた時の経験とノウハウで、それぞれの加工に適した専門店に製造を依頼しています。商品開発のコンセプトは「どこにでも売っている食材」ではなく「ここでしか売っていない面白い食材」や「置くだけ(メニューに載せるだけ)で売れる食材」を取りそろえる事です。

🎓 資格:調理師免許(石川県)/貿易実務検定B級/TOEIC845点
趣味:野球(県内審判員として活動)/読書/お酒

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