【経営録】逆境の時こそ問われる「飲食店の底力」。ピンチをどう捉えるか?

第2回の緊急事態宣言も解除となり、ようやく飲食店にも活気が戻って来たなぁ~と少し光が見えてきたと思ったら、また関西・首都圏を中心に緊急事態宣言だと・・・。

外食業界だけでなく様々な業界で稼ぎ時になるゴールデンウィーク期間に緊急事態宣言を出しておいて、東京オリンピックは開催します、っていくらなんでも酷すぎない?って個人的には思いますが、まぁ、ひとりで文句を言っても仕方ありません。飲食店として出来ることは何か、を考えてみたいと思います。

目次

緊急事態宣言前の駆け込み需要に備える

関東の取引先の方にお聞きしたところ、緊急事態宣言期間中でも繁華街の人出は結構あったとのこと。それであれば

緊急事態宣言が出る前に食べに行こう!

と思う人も結構いるはず。やはり緊急事態宣言が出てしまうと、その中で飲食店に行くのはなかなか気合が要りますからね・・・。

緊急事態宣言期間の政府や各地方自治体の協力要請にどこまで応じるかはお店の判断になると思いますが、少なくともこの週末はきっと宣言前の駆け込み需要があるはず。今ならまだ週末の仕入も間に合うと思いますので、是非検討してみてください。

緊急事態宣言下のゴールデンウィークはどうなるのか、考える


昨年春の緊急事態宣言時とは違い、まったく外に出ない、ということはあまり考えられないのではないかと思います。実際、年末年始なども旅行や宴会こそありませんでしたが、近所のショッピングモールや商店街は人混みでいっぱいでしたし、「遠出は控えて、近場で過ごす」ということになる家庭が増えるのではないでしょうか?

とすれば、飲食店としての狙い目は「行楽弁当」「テイクアウト」です。

外に持ち出しても比較的安心な焼き魚やフライものなどのメニューを軸に「ゴールデンウィーク特製行楽弁当」なんて作ってみても良いかもしれませんね。ちょっと宣伝になりますが、居酒屋応援隊なら「焼き魚」「揚げ物」で特徴を出せるメニューを沢山ご用意していますので、是非一度ご検討ください。

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緊急事態宣言期間の営業をどうするか考える

第1回・第2回の緊急事態宣言では多くの飲食店が時短営業要請に従ったようですが、実際には協力金の入金が遅くて資金繰りに悪影響を及ぼした、という話もよく聞きます。そもそも今回は時短・休業要請に従った場合の営業補償がどの程度なのか、もはっきりしないようですから、まずはその確認から考えた方が良さそうです。

もちろん補償の条件が合わなければ雇用やお店を守るために営業を続けなくてはならない、という判断になるところもあるでしょうし、条件的に合うので休業・時短営業するとなったお店もそれだけお客様から「忘れられやすくなる」ので、それはそれで辛いところです。

もちろん客商売なので「世間の目」も気にしないといけないところではありますが、こんな時こそ「ウチのお客様は誰なのか?」を改めて考え直して判断するのも良いのかもしれません。

↓マインドマップで問題点を整理してみました↓
緊急事態宣言時に検討すべきこと

お店の規模や資金力、立地や伝統など、様々な条件が異なりますので最後は貴店ならどうなのか、という判断になりますが、貴店が対応を判断される際の一助になれば幸いです。

この記事を書いた人

居酒屋応援隊 店長・柴田征洋

柴田 征洋
(しばた ゆきひろ)

居酒屋応援隊 店長/真洋創商株式会社 代表

京都の大学卒業後、大阪の商社を経て水産専門商社へ。20代から水産業界一筋で輸入・卸売・水産加工・小売と業界のあらゆるポジションを経験しています。2009年に「居酒屋応援隊」を立ち上げ、2012年に真洋創商株式会社を設立。現在は北陸の珍味・干物・魚介類を中心に、全国4,000店舗以上の飲食店様の仕入れをサポートしています。

原料の調達に関しては商社時代の人脈を活かして全国各地の漁協や卸売市場から、貿易商社まで幅広くお付き合いをし、独自の仕入れルートを構築することに成功。海産物の加工については水産加工業に従事していた時の経験とノウハウで、それぞれの加工に適した専門店に製造を依頼しています。商品開発のコンセプトは「どこにでも売っている食材」ではなく「ここでしか売っていない面白い食材」や「置くだけ(メニューに載せるだけ)で売れる食材」を取りそろえる事です。

🎓 資格:調理師免許(石川県)/貿易実務検定B級/TOEIC845点
趣味:野球(県内審判員として活動)/読書/お酒

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