お酒と料理の関係 ~お酒がメイン?料理がメイン?~

本日は魚ではなく一般的な料理のお話です。

ご存知の通り、私・柴田は調理師免許こそ持っているものの料理人ではございません。

※一応持ってます。今のところ役立ったことはありませんが(笑)。

あくまでも水産加工商品を取り扱う業者にすぎませんが、商売の関係上、いろいろな飲食店店主様や料理人の皆様とお話したり色々な知恵を教えて頂いたりもしますので、そうした情報を皆様にもご紹介できればと思っています。あくまでも料理人としての意見ではありませんので、そのところよろしくお願い申し上げますm(__)m

さて標題の「お酒と料理の関係」。

食前酒というものがあるように、料理の前にお酒を頂くということはよくありますが、やはり世界的に見ても料理とお酒は切っても切れない深い結びつきがあるようですね。

ただこのお酒と料理、どちらがメインでどっちがサブなのか?我が家でも「お酒に合う料理」が嬉しい私と、「料理を味わうのがメインでそこにお酒を少し頂く」のが好きな家内とで意見が分かれます。

とある和食の料理人さんに教えて頂いた料理のバイブル「料理覚え書き」(志の島忠、浪川寛治著)で調べてみましたところ、
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※Amazon.co.jpで調べたら中古本しかありませんでした。絶版になっているんですね・・・。

欧米では料理が主、酒は従

日本では酒が主、料理が従

ということのようです。

確かにワインを頂くときにも
「肉料理だから赤ワイン、魚だから白ワイン」
というように料理に応じてお酒の種類を変えますよね。

対して日本(和食)では、酒と言えば「日本酒」と決まっていて、その日本酒を季節によって如何に美味しく飲むか、そのためにベストな料理は何か、ということを念頭に料理を考えるのが基本なんだそうです。

日本では昔から「酒が出て料理が出る」というのがもてなしの基本で、正式にはこれを3回繰り返すことから「式三献」というそうです。その作法は「酒を口にし、料理を食べる」のであり、決して「料理を食べ、酒を飲む」のではなかった、ということで、そもそも献立の「献」はお酒の一献、二献の献で、「お酒を進めるための料理」を献立と言ったそうですね。

・・・ということは我が家で言えばお酒メインの俺が正しいやん!と威張ってみたところ、

「あんた、日本酒だけやなくてビールから始まって焼酎も飲むやん」
という家内からの厳しい指摘が・・・(笑)。

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「取り敢えず生ビール!」
と言った時点でもう和洋折衷になってしまうということですもんね。

まぁ、毎日お酒も料理も美味しく頂けているので良しとしましょう♪

お酒が主、ということであればチビチビと日本酒や焼酎、ワインと一緒に楽しめるのがホタルイカ!オーソドックスな「ボイルホタルイカの酢味噌和え」も美味しいですが、少し手を掛けたり趣向を凝らした食材も飲食店らしくて面白いですよ!

旨味が濃縮した干物で一献やるのも美味しいです。

ビールなどのコールドドリンクなら揚げ物もおすすめです。

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